入っていいがん保険を考えるブログ

母親ががんにかかりました。急に怖くなってがん保険に入りました。わたしが考えた入っていいがん保険の考え方などを紹介します。

実体験から思うがん保険の必要性

母親が今年、急にがんにかかりました。

私のごく近い親族で、がんにかかった人がいなかったこともあり、本当にびっくりしました。
がんと診断された当初は、本当にどうなるか分からず、悲しい毎日を過ごしましたが、母はいまだに健在で闘病生活を続けています。

 

自分の身近でがんにかかる人が出ると、自分もいつかがんにかかるかもという気持ちが当たり前のようにのしかかってきます。
私は結婚していて、子供も2人いるので、実際、がんにかかった時に、もう終わりというわけにはいかず、もしもの時にがんに戦うためにもがん保険に入ろうと考えました。

 

がんにかかるかもしれないから、がん保険に入ろうと思ったというのは、ストレート過ぎる言い方かもしれません。
ただ、母親ががんにかかって入院してからのがんの治療にかかる費用の大きさを実感したので、よりいっそうがん保険には入っておいた方がいいと思いました。

 

がんにかかる費用というのは、いろいろな統計などが出ていると思います。
かかった部位により違ってもくるので、合計いくらとは言えませんが、
払う費用についてはだいたい分かります。

 

普通の人であれば、健康保険に加入していると思います。
健康保険に加入していれば、高額療養制度を受けることができます。
高額療養制度は、1月あたりどれだけ医療費がかかっても、上限が定められる制度で、
一番多いと思われる年収370~770万円の人なら、
80100円+(医療費-267,000円)X1%におさまるという制度です。

 

つまり、1月あたり、約8万円程度、最低支払って、闘病生活の期間に応じて、これが掛け算で増えていく・・・そういう感じになるわけです。

 

ただ、最低8万円という言い方をしたのは、費用がこれだけじゃないからです。
母親の治療費を見て、一番高く感じたのは入院の部屋代、差額ベッド代です。

 

入院した当初は、常に点滴を打っている状況なので、当然個室です。
個室代は1日7000か8000円だったと思います。
ですので、一ヶ月の入院で、約20万円くらい必要になる感じです。


そういうわけで、母の初月の入院費は30万円近くになっていました。

 

うちの母親は、年金生活者で、ある程度のたくわえもあり、がん保険にも入っていました。
なので、この金額は十分に払えましたが、自分がそうなったとき、どうなるだろうと考えると、とても恐怖でした。

 

年金生活であれば、働かなくても、お金は入ってきます。

サラリーマンの私も、病気による入院の場合、傷病手当金などで、ある一定の給料分は補償されると思います。
ただ、闘病が長く続くと、それもどうなるかわかりませんし、
ぶっちゃけ、今の月給である程度かつかつの生活をしているのに、生活できるのかどうか?とても不安になりました。

 

貯金がある程度あれば、心の余裕も生まれるのでしょうが、住宅ローンを抱える私にそれほどの貯金もありません。

 

そうなると、備えになるのはがん保険
保険料が無駄になる可能性があるのは重々承知なのですが、
かかって大変なことになることを考えると、ある意味おまじないのような感じと思い、がん保険の必要性を感じた次第です。

 

妻にもこの話をしたのですが、同じような気持ちになっていました。

 

自分の近い身内ががんになると、がん保険に入らないと・・・そんな気持ちにさせます。

 

特に肉親だと・・・